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「京橋再開発プロジェクト」名称発表会レポートvol.1 『京橋エドグラン』誕生! その名称発表会に行ってきました!

2016.02.24 イベント情報

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JR東京駅徒歩5分、東京メトロ銀座線京橋駅直結、銀座や日本橋も徒歩圏内という絶好の立地に新複合施設「京橋エドグラン」が今年秋に誕生します。ビジネスに、プライベートに便利で活躍しそうです。そんな新しい施設は、どんな経緯をたどって開発され、そして、どんなお店が入るのでしょうか。この一大プロジェクトの事業推進を担う日本土地建物株式会社の担当・西村善博さんにご案内いただきました。

実施日:2016年1月19日
場 所:中央区京橋二丁目2番 京橋エドグラン 建設中ビル内

参加したのは…
京橋花子さん:京橋生まれ、京橋育ちのOL (以下・花子)
西村善博さん:日本土地建物社員 (以下・西村)
記者:京橋タイムズ編集部員

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記者 京橋のランドマーク・明治屋さんの周辺で、何年も前から工事が進んでいましたが、それがこの『京橋エドグラン』だったんですね。
西村 はい。2016年の秋に開業予定です。昭和初期に建てられた歴史的建造物・明治屋京橋ビルをこのプロジェクトで保存・再生し、当時のモダンな雰囲気そのままに残しています。
花子 私が気になるのはショッピングやグルメです。どんなお店が何店舗くらい入るんですか?
西村 飲食店を中心に30店舗くらい入ります。順次ご案内していきますが、注目なのはあの世界的パティスリー『ToshiYoroizuka(トシ ヨロイヅカ)』の旗艦店が入ることです。
花子 うれしい!!! じゃあ、あの有名なデザートライブも楽しめるんですね。
西村 はい、もちろんです。日本を代表するパティシエである鎧塚氏の世界観を反映したとても素敵なお店になると思いますよ。日本のスイーツ文化を世界中に発信する店舗になるはずです。

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花子 私、鎧塚さんの大ファンなんです。今日の発表会でも「自分は職人。日々の積み重ねでお客さんに喜んでいただきたい」とおっしゃっていて、ますます尊敬。そして、京橋出身の・北原照久さんも登壇なさっていて、びっくりしました。
記者 日本土地建物株式会社 京橋事業部長・永藤厚志さんと鎧塚さん、北原さんのトークセッションでは、皆さんの京橋と京橋エドグランへの期待や夢を感じ、我々も未来に期待が膨らみました。3人の掛け合いには、会場から笑い声も聞かれてとても和やかな雰囲気でしたね。
西村 このプロジェクトは15年前の地元発意の検討会からスタートしたのですが、ようやく開業の年を迎えることになりました。現在、まちをどの様に運営していくのかを検討しているのですが、実は北原さんには京橋アンバサダーとして、さまざまなアドバイスを頂いているんです。
花子 北原さんのご実家は、京橋でスポーツ店や喫茶店を経営されていたと聞きました。38歳まで京橋に住んでいらっしゃったそうですから、街の魅力をよくご存じなんですね。今日も「人情と暖かさ、そしてエネルギーがある街」とおっしゃってくださって、地元民としてはうれしかったです。私の会社も『京橋エドグラン』に入るといいのに(笑)
西村 ぜひ! 魅力的で、つい足を運びたくなる低層部の店舗エリアと、心地の良い開放的なオープンスペースを兼ね備えているので、きっと快適なビジネスライフを過ごしていただけるはずですよ。
記者 明治屋京橋ビルと再開発で建設される新しいビル、それらの新旧シンメトリーのデザインが美しい低層部だけではなく、国内最高クラスのスペックを誇る超高層免震オフィスも魅力です。まさに才色兼備ですね。
西村 ビルの安全性やBCP支援機能(事業継続計画)は、昨今のオフィスビルに非常に求められている要素ですので、最先端の技術を取り入れています。それに開発コンセプトもしっかりしているんですよ。
花子 「根ざし、育ち、実を結ぶ。Like A Big Tree.」ですね。壮大なコンセプトだと感動しました。『京橋エドグラン』が街に根ざし、育っていく……ここでは、イベントなども多数開催されるんですか?友達を呼んで遊びに行こうと思います。
西村 はい。京橋エドグランが目指しているのは、“大きな木”のように、様々な人が集い、思い思いの時間を過ごす居場所がある街です。ご期待ください。

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記者 名称発表では、鎧塚さんから大迫力のケーキが贈られましたね。チョコレートのピエスモンテ……フランスの宮廷文化を伝える、素晴らしいケーキに、皆さん感動していました。
西村 そうなんです。京橋の「人情味」や「温かさ」にちなんだハートと、未来に向けて「花開く」意味を込めたオリジナルの花があしらわれた、まさに芸術品のようなケーキを作ってくださいました。プロジェクトへの想いを汲んで頂いた作品に、私たち社員一同、胸がジーンとしましたね。
花子 それに参加者の我々にもサプライズでケーキを振る舞って頂けましたね。とても美味しかった!これから鎧塚さんのケーキが、手軽に京橋で楽しめるかと思うと、京橋エドグランのオープンがますます楽しみになります。
そういえば『京橋エドグラン』という名称も、江戸と東京、文化を繋ぐ京橋の街のイメージにピッタリでした。
記者 土地には想いや歴史が宿りますからね。そして、名称と一緒に施設のタグライン(※マーケティング用語で優位性を伝えるキャッチフレーズ的な文言の意)も発表されていましたね。
西村 地元の方々との対話の中で生まれたのが、「歴史と未来の交差点」というタグラインでした。江戸から続く京橋ならではの人情や粋といったまちづくりの歴史の系譜を継いで、今度は京橋から新しい文化を発信し、日本のグランドデザインを描きたいという壮大な想いが詰まっています。
花子 特に京橋は、代々この地に住んでいる方が多いと伺いました。『京橋エドグラン』の開発にあたって、大切にしたことはなんですか?
西村 地元の方々との対話を重ねることです。京橋という街の価値を含めた施設をこれから発展させていく。これは、私たちの再開発事業において最も大切にしている考え方なんです。
花子 京橋のランドマーク的存在として、90年近く愛されている明治屋京橋ビルがそのままの形で残ってくれて、地元のファンは、驚きとうれしさでいっぱいになりました。
西村 はい。ほかにも京橋にいらっしゃった皆様が、“東京で、いちばん心地のよい居場所がある街”と感じて頂けるように、素敵なオープンスペース等をたくさん用意しています。では、これから内覧会にご案内いたします!
花子・記者 わあ、とても楽しみです!

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