街づくりニュース
15年の構想を経て、複合施設「京橋エドグラン」がオープン!
2016.12.15 イベント情報
東京の京橋エリアに新たにオープンした、ランドマーク「京橋エドグラン」。2016年11月25日(金)に待望のオープンを迎えました。今回はその記念すべきオープニングセレモニーのレポートです。出席したのは、京橋二丁目西地区市街地再開発組合の理事長 北原敬三さん、京橋二丁目西町会会長 冨田正一さん、京橋二丁目西地区市街地再開発組合副理事長 四戸武夫さん、株式会社明治屋代表取締役社長 米井元一さん、トシ・ヨロイヅカオーナーシェフ 鎧塚俊彦さん、日本土地建物株式会社代表取締役社長 平松哲郎さん、東京建物株式会社代表取締役社長執行役員 佐久間一さん、清水建設株式会社代表取締役会長 宮本洋一さん、京橋アンバサダー 北原照久さんという、日本の文化と実業界を支えるそうそうたる顔ぶれでした。「京橋エドグラン」は、江戸、明治、大正、昭和、そして平成と表情を変えながら成長し続けてきた東京・京橋の新しいランドマーク。最新の設備やテクノロジーを駆使した、日本最高峰の建物のひとつです。ここからビジネスや文化など、大きな未来が生まれることは間違いありません。
ここで登壇者の皆様が語ってくださったことを紹介します。
京橋エドグランで初の旗艦店をオープンさせた、世界的パティシエ・鎧塚俊彦さんは「歴史がある街で、未来に向けて文化を作る。身の引き締まる思いで仕事に向き合ってまいります。古き良き趣を残しながら、職人としての矜持を保ちつつ、新しいことに挑戦します。」と語っていました。続いて、鎧塚さんと親交のある北原照久さんが挨拶。北原さんは京橋で生まれ育っており、「京橋エドグラン」にも様々な形で携わっていらっしゃいます。余談ですが、ここに旗艦店を構えることを、鎧塚さんは北原さんにぎりぎりまで伝えていなかったとか。まさに、導かれるようにこの京橋の地に旗艦店を構えたのだと、多くの人が驚いていました。「建物には文化が必要です。京橋の街には文化があり、京橋エドグランでも多くのカレッジなどを開催予定です。昔からの気質を守りつつ、世界に向けた文化発信地になっていくと確信しています。」北原さんは、そう力強くおっしゃっていました。
世界的な企業がオフィスを構え、交通やビジネスの要所になることは、出席した方の多くが語っていましたが、皆さんが口をそろえて絶賛していたのは交通の便の良さ。
「京橋エドグランは東京メトロの京橋駅直結、JR東京駅から徒歩5分という絶好の立地条件です。将来的には、東京駅と地下で直結する予定もあります。ビジネスのみならず、観光の拠点として注目を集めていくでしょう。」と、日本土地建物の平松哲郎さんは今後の展望についてお話されていました。
そして当日は、京橋中央ひろば(ガレリア)でオープニングイベントも開かれました。(※現在は終了)セレモニーが行われた、「京橋中央ひろば(ガレリア)」は、美しい切子天井の空間が特徴的。ここに3Dアートを期間限定で配し、多くの人が写真を撮ったり絵を鑑賞したり、思い思いの時間を過ごしていました。夕方から夜にかけてこの3Dアートと、プロジェクションマッピングショーを融合したインスタレーションが行われました。心をつかまれるような美しさに、来場者からはため息が漏れたほど。このインスタレーションの制作を担当したのは、A4A 代表の東市篤憲氏。人気ロックバンドBUMP OF CHICKENなど、数々のアーティストのミュージックビデオやインスタレーションを手がけている、日本を代表するクリエイターです。
オープニングレセプションの当日は、澄み渡った晴天。京橋エドグランのガレリアにも、陽光が差し、素晴らしいスタートを切りました。熱気と活気にあふれる、歴史と未来の交差点。「京橋エドグラン」から、多くの文化やビジネスが生まれ、世界に発信していく舞台になるでしょう。
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