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みんなの大きな夢・宝くじの魅力と歴史を大解剖!

2017.01.16 other

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私たちの生活に根付いている庶民の夢・宝くじ。でも、宝くじについて、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。例えば、宝くじの当せん金額が初めて1億円を超えた年をご存知ですか?答えは、1989年11月の第270回全国自治宝くじから。1等賞金は6,000万円、1等・前後賞合わせて1億円と大台にのり、2015年に初の10億円となって夢はますますビッグになりました。

このように、賞金額や宝くじの歴史、宝くじはどういう仕組みで成り立っていて、どんな人が当せんしているのか、宝くじにはどんな種類があるのか……。そんな疑問に答えてくれるのが、京橋にある『東京 宝くじドリーム館』です。“宝くじの生き字引”と異名をとる、館長の本山鶴己さんにお話を伺いました。
「この『東京 宝くじドリーム館』は、世界で初めての宝くじ常設PRセンターです。1981年12月に東京都千代田区の内幸町に開設し、2004年1月にこの京橋に移転しました。ここでは、当時の資料と共に宝くじの歴史を解説したり、仕組みを図解しています。また、過去1年間の当せん結果等を調べられますし、現金1億円の重量を体験できるコーナーも人気です。」

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また、東京都宝くじ等や毎週月~金曜日の18時45分からは、数字選択式宝くじ「ナンバーズ」「ロト6」「ロト7」「ミニロト」の抽せん会が行われます。「宝くじの抽せんは、すべて公開で行います。当せん番号の決まる瞬間をじかに楽しむことがここドリーム館でできます。抽せん会ステージ前には客席もあり、ランチタイムにはクラシックや歌謡ショーなどのコンサートを毎月開催していて好評をいただいています。さまざまなエリアから皆さん来てくださいますが、京橋にお住いの方、京橋の会社に勤務されている方が多いように感じます。」

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第二次世界大戦終結直後の昭和20年10月にスタートした宝くじは、人々の暮らしに合わせて変化してきました。「ポスターや宝くじ券など当時からの資料のほとんどを私たちは持っています。ひも解いていくと、賞品や景品が馬又は牛乳だった時代もあるんですよ。そういうポスターも展示しておりますので、庶民の歴史の温度感がわかるのも当館の魅力ではないでしょうか。」

また、ここでは宝くじの収益金の使い道を来場者に解説しています。「実は、宝くじの収益 金の多くが社会貢献に使われます。例えば、道路の維持管理、公園の整備、動物園の改修、 学校・障がい者施設の維持管理費用などの教育福祉施設整備事業などです。また最近は、高齢化少子化対策として、乳幼児及び妊産婦の医療費助成や保育所の整備などにも宝くじの収益金が使われています。」
社会貢献に使われる収益金は、宝くじの売り上げのなんと約40%。宝くじを買うことで、自分が知らないところで社会貢献に一役買っているのだと思うと、何だか良いことをしたような気分になりますよね。

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ところで私たちの夢・宝くじに当たりやすい人の特徴を教えてください!「う~ん(笑)、毎年当せん者が語る購入方法やこだわり、秘訣などをまとめた『宝くじ長者白書』を発表していますが、皆さん年数回、継続的に購入されている方が多いようです。勝負というよりも、夢をみたいというお気持ちで購入されている人が多いと感じます。また、当館には1千万円以上の高額当せん者のみに配布される『その日から読む本』を展示しています。この本が読めるのは、宝くじの高額当せんした方か、『東京 宝くじドリーム館』だけ。入場無料ですので、ぜひ、遊びにきて当せん者気分になってください。」

INFORMATION

名称 東京 宝くじドリーム館
住所
電話番号 03-3567-1192
営業時間 月・火・木・金曜:10:00~19:30
水曜:10:00~19:00
土曜:10:00~18:00
*4月より月~金:10:00~19:30になります。
定休日 日曜日、祝日(ただし、日曜日が祝日にあたる場合は翌日)
年末年始(12 月 29 日~1 月 3 日)
※休館日が数字選択式宝くじの抽選抽せん日にあたる場合、17 時より開館いたします。
Webサイト http://www.takarakuji-official.jp/know/dreamplace.html

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