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京橋エリアの夏の大イベント「京橋盆踊り」が今年も開催!
2018.10.12 other
和太鼓の音に誘われるように、みんなが自然と踊りの輪に加わって楽しむ……日本の風物詩・盆踊りが京橋に復活したのは昨年のこと。戦後、50年ほど前まで行われていたそうですが、高度経済成長期になり都心の過疎化がすすんだことで、踊り手の数も減り、いつの間にか途絶えてしまったという背景がありました。昨年、京橋二丁目の東西2つの町会が、京橋エドグランの開発で生まれた『京橋中央ひろば』で盆踊りを復活させたところ、予想以上の皆様に参加いただけたそうです。
前回の盆踊りが終わった後に、京橋にお住まいの方や働いている方から「楽しかった」「来年もやってね」という感想をいただき、2回目の開催が決定。今年は、8月31日(金)と9月1日(土)の2日間にわたって、「京橋エドグラン」の京橋中央ひろばで行なわれました。京橋一丁目から三丁目の5つの町会が主催者となり、中央区からの協力も得て、前年に比べてパワーアップしたイベントとなりました。
参加者のお手本となり。和の中心で盆踊りを盛り上げるのは、中央区の盆踊りではおなじみの「中央区民踊連盟」の皆さん。盆踊り初心者でも、見よう見まねで踊っているうちに楽しくなってくるのはさすが。
そして、太鼓を担当したのは、「Taiko drummer “Shingo”」として各地の盆踊りに引っ張りだこの、太鼓打ちシンゴさん。そこに、篠笛奏者の岸田晃司さんほか、プロの和楽器奏者の伴奏が加わる贅沢な盆踊りとなりました。
流れた曲は『東京音頭』や『炭坑節』といった代表的な楽曲のほか、東京五輪音頭を現代版にリメイクした『東京五輪音頭2020』、そして東京都中央区オリジナル曲でもある『これがお江戸の盆ダンス』など、合わせて、10曲。多くの人が楽しい時間を過ごしました。盆踊りは2時間ほど続いたのですが、音楽と賑わいに魅かれて、多くの外国人観光客の方々も踊りの輪に加わっていました。
そして、今年からは、「京橋エドグラン」の各店が飲食ブースに屋台として初出店。いつもとは異なる味と雰囲気を皆さん満喫されていたようです。
天候にも恵まれた、「京橋盆踊り2018」。来年も、京橋を訪れる全て方に楽しんでいただけるような盆踊りにしていくそうです。
■当日のスナップショット
開会の挨拶の後、篠笛を吹く、京橋エドグラン管理組合理事長 北原敬三さん。のびやかな笛の音が盆踊りへの期待感を盛り上げます。
和太鼓奏者・太鼓打ちシンゴさんの心地よい音色と美しい動き。見て、聞いて、踊って楽しい。
地域の方に加え、京橋エドグランや近隣のオフィスビルで働く人が、一体となって踊ります。
皆の踊りのお手本となり、中心で踊るのは、白地に紺柄の揃いの浴衣を着た「中央区民踊連盟」の皆さん。会場の周辺からも仕事帰りの人が多く参加。
大人も子供も人気を集めていた、輪投げ。やってみると意外と難しい……。
涼しげなヨーヨーすくいも人気。カラフルなヨーヨーを見ているだけでお祭り気分が盛り上がる。
子供たちに大人気だったスーパーボールすくい。上手な子は10個以上すくっていました。
津軽三味線の全国大会で優勝経験を重ねている、津軽三味線ユニット・北村姉妹も駆けつけました。海外アーティストも魅了した凛とした音色に道行く人も足を止めていました。
お祭りと言えば屋台。焼きそば、もつ煮、餃子などメニューも充実。ワンコイン500円で購入し、近くのイスやテーブルで楽しむ人も。
京橋エドグラン1階の老舗「京すし」が提供したのは、さんまの塩焼き。たっぷりの大根おろし付きで大人気。焼けたそばから売れていました。
INFORMATION
名称 | 京橋盆踊り |
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住所 | 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン1F |
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