グルメ
行列必至!京橋の名店「京ばし松輪」で絶品アジフライ定食を味わう
2015.10.02 washoku/osake
2023.09.20更新
京橋名物のランチタイム行列・・・お目当ては「アジフライ定食」
八重洲や丸の内、日本橋などのビジネス街から程近い京橋エリア。ランチタイムになると、財布を片手に飲食店を探し歩く方の姿が目立ちます。東京メトロ銀座線京橋駅から銀座方面に1分ほど歩くと行列が見えてきました。その行列の先にあるのが、地魚料理店「京ばし松輪」です。
足しげく通う常連客から、噂を聞きつけて初めて訪れた新規客まで、お目当ては1日70食程度限定の「京ばし松輪のアジフライ定食」。11時半の開店前から列をなし、13時頃には完売するほどの大人気メニューです。京橋エリアで働く舌の肥えたサラリーマンたちからも、「今まで食べたアジフライとは全く違う」、「肉厚で大満足」と言わしめるアジフライとは、いったいどのようなものなのでしょうか。その秘密を店長の田中さんにお聞きしました。
新鮮な地魚をリーズナブルに提供
「京ばし松輪」のはじまりは、神奈川県三浦市。店名は、地元の「松輪漁港」にちなんだ、松輪漁港協同組合の漁業組合公認店です。縁あって現在の京橋に移転し、まもなく20年目となる「京ばし松輪」のこだわりは、「メニュー」。ランチは「京ばし松輪のアジフライ定食(1,500円/税込)」と追加メニューの「海鮮漬け小鉢(数量限定1日20食程度 300円/税込)」のみ、ディナーはおまかせのコースのみで営業されています。
生きたままひらくのが“肉厚”の秘密
「アジフライの鯵は、水揚げされたばかりのものを漁港近くの加工場で生きたまま開き、それを翌日に提供しています。1日寝かせることで、身が締まって肉厚に仕上がりますし、余分な水分が抜けるので、フライには適しているんですよ。他の店では、なかなか肉厚なアジフライに出会えないでしょう。」という田中さん。「アジフライ定食」を看板にランチを続けてこられたのには、経験だけではなくこのような自信と確証があるからだといえるのではないでしょうか。
早速いただいてみると、明らかにこれまでに食べたアジフライとは一線を画していると感じました。肉厚で締まっているのに、フワッと柔らかい身。きめ細かいサクサクの衣。それを、大根おろしとわさびでいただきます。小鉢に盛られた大根おろしとわさびをさっくりと混ぜ、一口分フライに乗せてそこにお醤油をチラリ。大根おろしのさっぱりとした味わい、ピリッとしたわさびの風味で、箸が止まらない美味しさ!この食べ方は、創業当時から変わっていません。「アジフライにはソースと辛子」という概念を覆し、新鮮な魚をお客様に味わっていただくため、そしてビジネス街のランチだからこそ胃に重くないレシピをと、スタッフたちによって吟味を重ねて考案されました。さらに辛い物が好きな方は、自家製の「柚子胡椒(追加メニュー100円/税込)」をトッピングするのもオススメ。さわやかな香りと辛味が口の中に広がり、これまでに食べたことのないアジフライに出会えるはずです。
ご飯とお味噌汁、そして大根おろしがおかわり自由なのも嬉しいですね。
そして、ランチタイム限定の知る人ぞ知るメニュー。それが、「海鮮漬け小鉢」です。魚の種類は、仕入れの状況によって異なりますが、「ヅケ」にされたネタはどれも身がプリプリとしていて甘味もあり、ご飯と一緒に、またランチビールのお供にもピッタリ。
早くから並ぶ方は、この「海鮮漬け小鉢」目当ての方も多いのだとか。運良く巡り合えたら、ぜひ「アジフライ定食」と一緒にオーダーしてみてください。
ビジネスパーソンから観光客、外国人の来店も急増中
「以前のランチタイムは京橋で働く方が中心でしたが、テレビ番組で紹介されたこともあってか今は幅広いお客様がいらっしゃいます。早い方は開店の1時間前から並んでいただき、ありがたい限りです。雨の日は比較的お並びいただく方は少ないのですが、そういう日は、近くでお勤めなのだと思うのですが一人で来られてサッと食べてお仕事に戻られるといった方も見られます。海外のテレビ番組でも紹介されたようで、外国人も多く、カタコトの英語でなんとか対応しています(笑)。近隣の画廊の方がアジア人のゲストを連れて来ていただくケースもあります。ディナーは、ビジネスパーソンが軽い接待などで使っていただくケースがほとんどですね。」と田中さん。松輪の「アジフライ定食」は、近隣で働いている人から観光客、外国人まで、多くの舌を満足させる逸品です。
銀座や日本橋、東京駅からのアクセスが良く、ビジネスと観光の中心地である京橋。
その京橋で連日行列を作る人気店「京ばし松輪」へ、ランチ限定の「アジフライ定食」を目当てに足を運んでみてはいかがでしょうか。
INFORMATION
名称 | 京ばし松輪 |
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住所 | 東京都中央区京橋3-6-1 秋葉ビル B1F |
電話番号 | 03-5524-1280 |
営業時間 | 11:30~売り切れ次第終了、17:00~21:00 17:00~のディナーメニューはコース(提供所要時間:約2時間)のみ |
定休日 | 日曜・祝日 |
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