グルメ

「肉が食べたい!」シンプルな欲望に応えてくれる地下の名店

2018.04.12 yoshoku/seiyou

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ステーキ、ハンバーグ……「肉が食べたい!」と思ったとき、皿に美しく料理が盛りつけられている上品系か、鉄板で肉汁が音を立てて弾けるワイルド系が思いつくのではないでしょうか。今回、紹介するのは、京橋の“ワイルド系”の代表格ともいえる「BEEF UP TOKYO charcoal grill & bar」。お店は中央通りに面している黒い看板が目印です。店内は広く、カウンター席があるので、おひとり様ランチも問題なし! お店の人に言えば紙エプロンをくれるので、ビジネススーツでも安心です。

早速、一番人気のランチメニュー 300gの『ジャンボステーキ』をオーダー!

S__68976678 広いテーブル席と、カウンター席がある。ちょい飲みができる、ランチワインやビールもうれしい。

鉄板ワイルド系のランチメニューは、『ラムステーキ』や『粗挽きハンバーグ』の他『ローストビーフ丼』や『ハンバーガー』などがあり、肉の種類、調理法、温度、食べ方といった、さまざまな方向から肉料理を堪能できます。
中でも圧倒的な人気を誇っているのが、肩ロース肉をチャコールグリルで炭焼きにした『ジャンボステーキ』(300g)。熟練の料理人が焼いているため余分な脂が落ちていて、肉の旨さを存分に楽しめると大好評。低糖質ダイエット中の人は、「ライス抜き」とオーダーする人もいるのだそう。

S__68976679 焼き加減はレアで提供。アツアツの鉄板の上で肉に火が通っていく。真ん中の比較的柔らかい部分から食べる人が多いとか。

ソースもあるけれど、まずはテーブルの上にあるイタリアのシチリア産の塩と胡椒をかけてシンプルに食べてみます。一口食べると、肉を食べているんだ、という満足感と喜びに全身が満たされます。
「塊肉の肩ロースの部分のみを、当日朝に厚切りカットしています。切断面に空気があまり触れていないため、ビーフならではの旨さをお楽しみいただけます。また、炭を使っているので、香ばしさの違いを感じる方も多いようです」(店長・山下さん 以下「」内同)
チャコールグリルは火力が強く、短時間で肉の内側に旨みを閉じ込めることができます。専門店ならではの本格的なステーキに、リピーターが多いのも納得。この『ジャンボステーキ』は300g(1,280円・税抜)のほかに450g(1,920円・税抜)、600g(2,500円・税抜)とあり、600gをペロリと平らげる人もいるのだそう。
入店したのは12時少し前でしたが、あっという間に満席に。普段は男性のほうが多いとのことでしたが、この日は女性の姿も半分くらい見受けられました。おそらく、女性にのみ目玉焼きがサービスされる水曜日の「レディスデー」だったからかもしれません。

『粗挽きハンバーグ』は3種類からソースが選べる

S__68976680 3種類のソースの中から、一番人気のデミグラスをオーダー。深みがあるソースが、肉の味を引き立てる。

ステーキがあまりに美味しく、さらに余力があったので、看板メニューのひとつだという『粗挽きハンバーグ』もオーダー。ハンバーグは毎朝、スタッフが一つ一つ手ゴネで成形しているといいます。肉はビーフ8:ポーク2の粗挽きの合いびき肉を使用。粗挽き肉を丁寧にこねているために、なめらかな舌触りの次に、肉の香りが鼻に抜けていくという体験ができます。ソースはポン酢、デミグラス、テリヤキの3種類から選ぶことができるが、デミグラスのファンが多いそう。
「ハンバーグはチャコールグリルでじっくりと火を通してから、その後さらに、220℃のオーブンで焼き上げています。全体がふっくらしているのは、二段調理だからです」 ちなみに、同じランチメニューにある『ハンバーガー』のパテはビーフ100%のひき肉を使用しているので、食べ比べしてもいいかもしれません。

店長の山下さんによると、
「ステーキはとにかく味がしっかりしているので、卓上の塩・コショウのみで召し上がっていただくのがお勧めです。甘口のタレもご用意しているので、こちらはお好みでお使いください」

ステーキの後には甘いもの! デザートメニューもズラリ

S__68976681 濃厚派もあっさり派も満足できるデザートのラインナップ。

肉料理をガッツリ食べたら、甘いものも欲しくなる……そんな願いにもこたえてくれます。デザートの中で一番人気は『ティラミス』だそうですが、立て続けに熱いものを食べたので『大人のアイス』をオーダー。サッパリとしたバニラアイスの上にシナモンとチョコレートソース、さらにイタリアのデザートワイン・マルサラワインがかかっていました。

S__68976682 チョコレートソースのほろ苦さ、マルサラワインとシナモンの香りとアイスのバランスが絶妙。

デザートまで食べると満腹かつ幸福感に満たされて、午後の仕事も頑張ろうという気分になります。お店を出た後に気が付いたのですが、あれだけお肉のニオイが充満していた店内にいたのに、オフィスにつく頃にはほとんど匂いが消えていました。後でお店の方に聞いたら、調理にオリーブオイルを使っているから、匂いが付きにくいのだそうです。
この店名の”BEEF UP”というのは「お肉を食べて元気になる」という意味。確かに、旨い肉料理を食べると全身に力が漲っていくのを感じます。「ここ一番」という勝負前に食べるのもいいかもしれません。

今回食べたランチ
ジャンボステーキ300g 1,280円(税抜)
粗挽きハンバーグ 160g 950円(税抜)
大人のアイス 400円 (税抜)

ランチマップを見る

INFORMATION

名称 BEEF UP TOKYO charcoal grill & bar
住所
電話番号 03-3535-2585
営業時間 【ランチ】 [全日]11:00~16:00 (L.O.15:30)
【ディナー】[月~金]16:00~23:00(L.O.22:30)
      [土・日・祝]16:00~22:30(L.O.22:00)
定休日 不定休日あり ※年末年始・夏季メンテナンス休日有

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