グルメ
麺を心底愛する人から支持される、もちもちの麺を堪能する
2018.08.09 chuka
ランチは肩ひじ張らない雰囲気の中、好きなものを満足するまで食べたい。そんな希望を満たしてくれるのが、『油そば専門店 ぶらぶら』です。提供しているのは油そばのみで、ここは“麺好き”が満足する店として知られています。
ちなみに、油そばというのは、東京都西部が発祥とされている、スープのないラーメンのようなもの。1990年代後半からその存在が全国に広まりました。特徴はどんぶりの底に、ごま油、タレが入っており、麺とかき混ぜて食べること。味を見ながら、自分の好みに合わせ、ラー油、酢、刻み玉ねぎなどを混ぜて食べるスタイルのお店が多いです。
ここは、まさに“油そばの正統”ともいえる名店。もちもちした食感が特徴的な麺は50年以上製法を変えていない伝統の特製中華麺。タレは最高級の鰹本枯れ節をふんだんに使用しており、ごま油は数種類をブレンドした特製です。これらを一気に混ぜてガッツリ食べます。1回食べるとヤミツキになり、リピーターになる人が多いというのもわかります。
入り口の券売機でまずチケットを購入したのは、定番の「油そば」(690円・税込)。並盛と大盛が同じ値段でしたが、ここは並盛。つるつるもちもちの麺はアツアツで、その下には、タレと油が入っており、グワッと混ぜて食べます。のっているのはジューシーなチャーシュー、なると、メンマ、ネギです。
まずはそのまま食べ、そしてニンニクを少々混ぜて一口、さらに玉ねぎや酢を入れてアレンジしました。
入れる調味料によって、味の表情が変わるので、1皿でありながら、さまざまな料理を食べた気分になるのも油そばの魅力。
麺を食べ終わった後、卓上のポットに入っている特製の鶏スープでシメるのも、このお店独自のサービス。
次に食べたのは、名古屋発祥でブームになっている“台湾ラーメン”のエッセンスを、油そばに投入した「台湾油そば」(890円・税込)。麺の上には、ピリ辛のひき肉、メンマ、刻み海苔、ニラなどがのっていて、かなりスパイシーかと思いきや、卵がまろやかな味わいをプラス。爽やかな辛みとこってり感が同時に楽しめます。
卵が入ることで、味に統一感が出て、バランスがかなりいい。何も薬味を入れず、半分くらい食べてしまいましたが、最後の最後に玉ねぎとラー油をプラスしたら、辛さに奥行きが出て驚きました。見た目以上のボリュームがあるのも特徴です。
人気の「台湾油そば」は、ひき肉の深い味わいが特徴的。こってり味なのに、さっぱりとした食後感が魅力。
油そばはラーメンに比べて、カロリーも塩分も控えめ。腹持ちがいいのに、食べた後に重さを感じないことも魅力。午後の仕事内容と相談しつつ、ガッツリ食べたいときには大盛を、腹八分目にしたいときは並盛を選んで、効率よくエネルギーチャージができます。
オーダーから5分程度で料理が出て来るうえ、お店はかなり回転が速い。行列していても、思った以上に待たずに入れることが多いようです。
今回食べたランチ
油そば 690円(税込)
台湾油そば 890円(税込)
INFORMATION
名称 | 油そば専門店 ぶらぶら(京橋店) |
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住所 | 東京都中央区京橋3-3-12 山京ビル 1F |
電話番号 | 03-6262-3658 |
営業時間 | 11:00~翌2:00 ※売り切れ次第終了 |
定休日 | なし |
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