Kyobashi TIMES

時々、無性にお寿司が食べたくなるという人は多いはず。お寿司は、キュッと握られたシャリとネタのバランスの良さを楽しみつつ、旬の魚や好みのネタを味わえる手軽さがいい。“寿司は江戸のファストフード”というけれど、手軽に食べられる店は少ないかもしれない……。
そこで、リーズナブルさと提供の早さ、そしてなにより美味しさで、京橋のビジネスパーソンの心をつかんでいるお寿司屋さん「魚がし日本一 京橋エドグラン店」に行ってきました。

ランチのメニューは3種類。最もお財布に優しいのは10貫セットの「旬」850円（税込）。その季節の旬の握りが楽しめる。夜はアラカルトのメニューも豊富。昼間もお酒を提供しており、休日は昼酒を楽しむ人も多いのだとか。

この店のランチのいいところは、コスパの良さもあるけれど、魚のプロである職人さんが“その時々の一番おいしいところ”を盛り合わせてくれること。時間がないときに、自分のお腹の減り方や、お財布と相談しつつ、あれこれ選ばなくていいのは、うれしいものです。
ランチは850円、980円、1,280円と3種類の価格帯があり、一番人気なのはにぎり12貫と手巻きが乗っていてボリュームがある「魚がし」980円（税込）だというので、早速、オーダー。

盛りだくさんの旬ネタがこれでもかと乗った「魚がし」。巻物の中身はマグロの煮つけで意外な美味しさ。新鮮な感覚を楽しめるのも、お寿司盛り合わせメニューの魅力。

カウンターで待っていると、市場直送の鮮魚を目の前で板前さんが、流れるような手つきで本格江戸前寿司を握っていきます。聞けばネタは毎日50種類以上あり、旬のお魚が日替わりで登場するそうです。
お店に入ったのが12時だったので、店内は大盛況。カウンターでお寿司をつまんでいると、続々とビジネスパーソンがやってきて、サクッと食べて出ていきます。
本格的なお寿司を、ファストフード感覚で楽しめるから、多くの人に愛されているのだと感じました。

その翌日に、再びやってきてオーダーしたのが、最もリーズナブルな「旬」850円（税込）。このメニューはコスパが本当によく、職人さんの細かな仕事が光るネタが盛りだくさんでした。
どれも美味しかったのですが、感動したのは、写真左下のイサキの握り。皮目に包丁が入り食べやすく、独特の上品な味わいが十分に引き出されています。他にも旬の魚が季節に合わせて盛り込まれるとのこと。季節ごとにこのお店に来る楽しみが増えました。

カツオ、カンパチなど、旬のネタを含む10貫のお寿司が堪能でき、さらにお椀もついて、850円（税込）という太っ腹価格のメニュー「旬」。

職人さんが新鮮なネタを使ったお寿司を真摯に握る姿を見ながら、お寿司をつまめるという贅沢な時間を過ごせるこのお店に、リピーターが多いというのも納得。季節が変わる度に、また来たいと思わせてくれる名店です。

今回食べたランチ
魚がし980円（税込）
旬 850円（税込）

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