Kyobashi TIMES

手軽なランチもいいけれど、良い素材を使ったおいしいものが食べたい……そんな気分のときには、「博多もつ鍋 幸 とりもつえん 京橋店」。店内のインテリアはスタイリッシュでありながら、空間はゆったりしており、居るだけで午前中の疲れが抜けていくようにも感じます。
さて、この店はもつ鍋の名店であり、博多薬院で約35年続く老舗もつ鍋専門店の「名物 牛もつ鍋」が人気です。そのほかにも、薩摩赤鶏の水炊きも有名な一品。九州の素材を使用した本格的な味を東京で楽しめるのです。
そんなもつ鍋の名店で、まずランチに選んだのは、新鮮なもつを使用した「牛ホルモン味噌炒め定食」（1,180円・税込）。甘みがある脂とぷりぷりの食感が楽しめるこの店イチ押しのもつを手軽に食べられます。

ランチメニューに使っている素材も九州産が多い。お米も九州産「ひのひかり」を使用。ごはん、味噌汁お替り自由なのがうれしい。

待つこと数分で出てきました。まずはそのまま食べると、もつは甘めの味噌で炒められており、シャキシャキのもやしと相性がいい。ふわっと口の中に牛もつ特有の旨みが広がります。新鮮なもつならではの甘みがある脂は、歯ごたえが絶妙。ここはお酒が欲しくなりますが、ご飯を相棒に食べても十分楽しめます。
次に、卓上の七味唐辛子をもつに少々かければ、その辛みがもつの甘みを更に引き出してくれます。もつは焼肉でも人気の部位ですが、網の上で焼くと脂が落ちてしまいます。しかしこのように、炒め物になっていると、もつそのものを味わえるだけでなく、その旨みと脂が絡んだ野菜を楽しめます。もつのさらなる美味しさに気付かせてくれる一皿でした。
甘めの味噌だれはご飯との相性も抜群。味噌汁はきりっとだしが引き立っており、丁寧に調理されたことが伝わります。

ランチは、小鉢、漬物、デザートがセットになっている。炒め物はボリューム満点。

九州素材の美味しさに魅了され、「霧島黒豚とんかつ定食」（1,280円・税込）もオーダー。肉質がきめ細かく、厚みがあるロース肉をサクサクかつジューシーに揚げており絶品。塩とソースで楽しみます。
赤身部分と脂身部分に程よく熱が通っており、プロの技が光ります。ご飯がすすみ、おかわりする人が続出しているというのも納得。

存在感あるとんかつは、鹿児島産の霧島黒豚を使用。脂身がフレッシュで香り高く、とんかつ好きも魅了している。

広いカウンター席と個室があり、ランチの会食などにもピッタリのお店です。

今回食べたランチ
牛ホルモン味噌炒め定食　1,180円(税込）
霧島黒豚とんかつ定食　1,280円（税込）

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