グルメ
臨場感たっぷり、カウンター前の鉄板で焼く本場のお好み焼き
2019.01.29 washoku/osake
赤ちょうちんが目印。開放的でカジュアルな雰囲気で入りやすい。寒さ対策に半透明のシートがあるので、通行人からの視線がガードされ、屋台気分も味わえる。
「今日は粉ものが食べたい」とひらめいたら、『鶴橋きっちん』。店名の“鶴橋”は、大阪有数の下町でありグルメタウン。韓国料理店や焼肉店を中心に、お好み焼き店が多いエリアとして知られています。
このお店のお好み焼きは、当然、本場関西風。粗みじんに切られたキャベツや、イカなどの具材を生地に混ぜ合わせてから鉄板で焼き上げています。関西のお好み焼きは、厚く、ふっくらとしているのが特徴。どろりとした辛めのソースが、お好み焼きと相性バツグンです。
また、『鶴橋きっちん』は、関西のお好み焼き店で良く見かけるような、目の前の鉄板で焼き上げるカウンターテーブルスタイル。料理人の手さばきを見ながら完成を待つのも楽しみな時間です。
メニューは粉ものの他に、肉料理も。鶴橋は大阪のコリアンタウン。韓国料理のチゲスープなどもあり、バラエティに富んでいるので、何度通っても飽きが来ない。
まず、頼んだのは「豚玉定食」(860円・税込)。お好み焼きは、ベースの生地に具材で変化を付ける料理。この店のランチでは、「お好み焼き定食」をベースとして豚、イカ、タコ、牛すじなど大きく7つのバリエーションがあり、“豚玉”はその筆頭格。
さらにもち、キムチ、チーズなどのトッピングも可能。お好み焼きは、自分好みの組み合わせを見つけることも楽しめる料理です。
取材時は開店直後だったので、オーダーからすぐ、6分程度で豚玉定食がやってきました。アツアツの鉄板の上に乗った豚玉は、生地と豚バラ肉が焼けている香ばしさと、ソースの香りに食欲が刺激されます。
お好み焼き定食には、みそ汁、漬物に加えて、サラダかライスか惣菜が選べる。取材時は惣菜をオーダー。
表面はカリッとしているのに、内側はふわっとしているのが関西風のお好み焼き。
刻まれたキャベツがたっぷり入っており、このシャキシャキした食感も味わいのうち。お好み焼きはヘルシーな料理であり、主食でありながら、おかずでもあるということを感じるはず。次回は王道の“ライス+お好み焼き”の炭水化物コンビに挑戦しようと決めました。
卓上にソースとマヨネーズ、マスタードがあるので、味のアレンジが自在にできるのも魅力です。
粉ものといっしょに食べたくなるのが焼きそば。目玉焼きが乗った「ソース焼きそば定食」(880円・税込)も注文しました。
もちもちした太麺と甘辛いソースが特徴的なこの焼きそばは、キャベツや豚肉など具材と麺とのバランスがよく、麺そのものの味も楽しめるのが特徴。見た目よりもサラリとした味わいで、お好み焼きを食べた後でも胃もたれしません。
この定食もサラダとライス、惣菜から好きなものを一つ選ぶ。取材時はサラダを選択。さっぱりしたサラダは、ソースが軽めでサラリと食べられる焼きそばに合う。
カウンターでダイナミックに焼き上げられていくお好み焼きを目でも味わうと、お腹も心も満たされました。
帰り際に来店した二人組の女性は、「国産牛ステーキ丼」をオーダー。常連になると、お好み焼き以外のメニューに挑戦する人も少なくないそう。スタミナたっぷりのランチが午後の活力になることは間違いなさそうです。
ディナーは17時から18時の間の入店で「料理7品+飲み放題付き2,600円・税込」というお得なコースも大人気。仕事を早く切り上げることが出来る日は、是非訪れてみてはいかがでしょうか。
今回食べたランチ
豚玉定食 860円(税込)
ソース焼きそば定食 880円(税込)
INFORMATION
名称 | 鶴橋きっちん |
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住所 | 東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン B1F |
電話番号 | 03-5542-1808 |
営業時間 | 【ランチ】 [ 月~金 ] 11:30~14:30(L.O.14:00) [ 土・祝 ] 11:30~14:30(L.O.14:00) 【ディナー】 [ 月~金 ] 17:00~23:00(フードL.O.22:00、ドリンクL.O.22:30) [ 土 ] 17:00~22:00(フードL.O.21:00、ドリンクL.O.21:30) |
定休日 | 日曜日※祝日はランチのみ営業 |
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