Kyobashi TIMES

京橋駅に直結する東京スクエアガーデンの地下１Fにある、カジュアルフレンチレストラン「Beeftro by La Coccinelle（ビフトロ バイ ラ コクシネル）」。カジュアルかつ洗練された空間で、くつろぎながらフランス料理を楽しめるこの店は、開店直後に訪れたにも関わらず、常連客とおぼしきお客様が、すでに何人か席に着いています。それもそのはず、この店では、マンダリンオリエンタルホテルや老舗フレンチ店にて研鑽を重ねたシェフやソムリエが織りなす本物のフレンチが、昼も夜もリーズナブルに味わえるのだから。フランスのワイン産地から厳選した、料理に合うワインが常時60種類以上用意されており、お客様との会話の中で好みに合うワインを、五つ星ホテルに勤務していた経験豊かなソムリエが選んでくれます。人気のイベント「生ハムNight！」は、生ハムやサラミ等の専門店「SALUMERIA 69」(サルメリアロッキュー)が出張で来店し、その場で切りたての生ハムを堪能できるそう。特注のスライサーを使った、切りたてならではの生ハムの味・香り・柔らかさを楽しみながら、コクシネルのソムリエが案内するその日限定のワインを味わえます。

”la coccinelle”とは、フランス語で”テントウムシ”という意味だそう。そういえば、店の看板やショップカードにもテントウムシのイラストが。「時間を掛けて選び抜いた最高の食材を、肩ひじ張らずに楽しんでいただきたいですね」と語るマネージャーの飯塚徹さんの名刺にも、テントウムシがちょこんと。思わずほっこり癒されてしまいます。
店内は、カジュアルでありながら、明るくて清潔感のある雰囲気で、接客風景からもスタッフがお客様ひとりひとりを気にかけている様子が伝わってきます。

ランチは日替わりですが、この日は人気メニューの2品、三元豚ロースのロースト マスタードソース（1,250円・税込）と、豚バラ肉のハニーマスタード焼き（1,250円・税込）をいただきました。三元豚ロースは、とろけるような柔らかさとジューシーな旨みが口の中に広がります。焼き加減が絶妙で、しつこくなく、お肉の質の良さを感じる一品です。

豚バラ肉のハニーマスタード焼きも実に香ばしく、口の中でほろほろと崩れていくよう。付け合わせの温野菜は、大きなサイズで食べ応えもばっちり。上野原ハーブガーデンや千葉県成田市の農家から直送された無農薬野菜など、生産者の見える野菜だけを使用するこだわりは、ランチからも十分にうかがえます。

こちらは、「三元豚ロースのロースト マスタードソース」。メインのお肉は、かなりボリュームがある。付け合わせは日替わりで、この日はジャガイモ、ニンジン、芽キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、インゲンのソテーが添えられていた。バゲットはお替わりもOK。

いずれも上品な一皿ですが、見た目以上にボリュームがあるので、男性も十分満足できるのでしょう。正午を過ぎると、仕事仲間と思われる男性グループが続々とお店に入ってきました。ランチには、温かいバゲットとドリンク、ひと口菓子が付きます。ドリンクは、コーヒー、紅茶、オリーブ茶の中から1つを選べますが、今回はコーヒーとオリーブ茶をチョイスしました。

オリーブ茶はオリーブの葉から抽出されたお茶で、ビタミンやポリフェノールなどの含有率が高く、抗酸化・抗菌作用に優れている。カフェインを含まないため、妊婦さんや授乳中のお母さんも安心していただけるのも嬉しい。

シェフやソムリエのこだわりを堪能したいなら、ディナーにも訪れたいもの。岩手県の老舗“オガタ牧場”から直接仕入れた、柔らかく、うまみが濃いランプ肉を使用した肉料理は、定番の人気メニューなのだとか。
ディナーではアラカルトのほか、2時間貸し切りができる、パーティプランも充実。カジュアルなパーティから結婚式の二次会まで対応していて、基本的には、冷たい前菜2種、温かい前菜2種、パスタ、メイン料理に、飲み放題が付いたコース（5,400円・税込）と、そこにデザートが付いた（5,940円・税込）コースの2種類からチョイス可能。日程やメニューに関する相談にも柔軟に対応していて、テラス席限定では10％オフになるなど、様々なサービスもありがたいですね。商業施設の中にありながら、一軒家の隠れ家レストランを訪れたような居心地の良さを感じられる「Beeftro by　Coccinelle（ビフトロ バイ ラ コクシネル）」。美味しい料理とおもてなしを肩ひじ張らずに堪能できるお店です。

今回食べたランチ
三元豚ロースのロースト マスタードソース（1,250円・税込）
豚バラ肉のハニーマスタード焼き（1,250円・税込）

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