Kyobashi TIMES

肉、海鮮、季節の野菜と、バラエティに富んだ食材に、サクサクの衣。串を手で持って揚げたてをほおばる瞬間に幸せを感じる串揚げ。京橋の東京スクエアガーデン内にある「串揚げ　串亭」は、味はもちろんのこと、もてなしや店内の空間コーディネートからも幸せを満喫できる串揚げ専門店です。
ところで、「串揚げ」と「串カツ」の違いについて、様々な考え方があるようです。肉がメインのものが串カツ、食材にこだわらないものが串揚げという説や、大衆的なものが串カツ、高級感のあるものが串揚げという説、オイスターソースのみで楽しむのが串カツ、塩やタルタル、ポン酢など様々なタレで楽しめるのが串揚げとされることもあり、その線引きに明確なものはなく、定義もあいまいで、店主の主観でどちらの扱いにするか決められることが多いようです。
「串揚げ　串亭」は2006年に恵比寿にオープンして以来、こだわりの食材とお客様目線の接客、くつろげる空間づくりで人気店となり、都内のみならず名古屋や福岡にも店舗を展開しています。「串揚げ　串亭　京橋銀座一丁目」店は2013年にオープン。連日多くの串揚げ好きのお腹と心を満たしています。
人気店ということで、開店の10分ほど前に到着すると、スタッフの女性が「まもなく開店しますので、もう少しお待ちくださいね。もし、よろしければご注文を先にお伺いします」と声をかけてくれました。ちょっとした声かけですが、忙しいビジネスパーソンにとっては、ありがたいでしょう。その後、店の前にはスーツ姿の男性を中心にどんどん人が並び始めます。「今日は、何にしようかなー。」「悩むよね。」といった会話が聞こえてきます。評判通りの人気ぶりです。店内は、オープンキッチンを囲むようにカウンター16席。その他に、落ち着いて過ごせる個室が2室（14席）あり、接待や会合利用でも人気のようです。

カウンターに通されると「温かいお茶と冷たいお茶はどちらがよろしいですか？」と聞かれました。女性はエアコンで夏でも冷えていることがあるので、温かいお茶も選べるのは嬉しいですね。

人気の「串揚げ御膳」1,000円（税込）と数量限定の「牛カツ贅沢御膳」1,000円（税込）をオーダー。

「串揚げ御膳」は、「海老・金目鯛・豚ヒレ・牛メンチカツ・ズッキーニ」の5種の串揚げにご飯、味噌汁、サラダ、季節の小鉢がついています。串揚げは、オリジナルのやみつきソース、アンデスの塩、白みそベースの甘めのソースが付いていて味変できるので飽きずに楽しめます。生パン粉をつかった軽やかな薄衣は、何も付けずにそのままでも十分においしいですよ。

数量限定の「牛カツ贅沢御膳」は、ミディアムレアに揚げられた赤身肉の断面が食欲をそそります。牛カツ6切れに玉ねぎとズッキーニの揚げ物、ご飯、味噌汁、サラダ、季節の小鉢がついて1,000円（税込）。京橋駅直結のアクセスのよさでこの値段で食べられるとなれば、人気は当然ですね。
さらにうれしいことに、お昼御膳はご飯、味噌汁がお替り自由。白米はお米マイスターが厳選したお米を季節に合わせてブレンドしたもの、味噌汁は毎日出汁をとって作られています。テーブルに置かれた壺には、かつおのふりかけが入っています。少し甘く味付けされたふりかけでご飯がさらにすすみます。

食事のほかに気になったのが、店内のワイングラスや日本酒のお品書き。

串揚げというとビール！と連想しがちですが、「串揚げ　串亭　京橋銀座1丁目」店には、ビール以外にワイン、日本酒、焼酎、サワーなど、種類銘柄ともにかなりの品ぞろえがあります。
日本酒はお店のスタッフが季節やお酒の出来具合などを考えながら日替わりでおすすめの提案をしているそうです。好みを伝えて相談しながら選ぶのも楽しいですね。

夜は、おすすめの串揚げや料理が提供されるコースの他、好みの串揚げを好きなだけオーダーすることもできます。串揚げは1本230円均一で季節の素材30種以上から選ぶことができます。鮭いくらや京生麩、ふかひれなどといった、ちょっと珍しい串揚げもあるそうなので、何度いっても飽きることなく楽しめそうです。

今回食べたランチ
串揚げ御膳　1,000円（税込）
数量限定 牛カツ贅沢御膳　1,000円（税込）

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