Kyobashi TIMES

東京メトロ銀座線「京橋」駅の出口3から徒歩2分、新鮮な天然魚の寿司が手頃な価格で食べられる『鮨処 大舷』にお邪魔しました。
外観は風情のある佇まいで13年間この地で愛され続けてきた威厳を感じます。店内はカウンター8席、テーブル2卓のコンパクトなレイアウトで、大将の手仕事が間近で見られる点が嬉しいです。

『鮨処 大舷』は、秋田出身のご主人、土山道夫氏が49歳のときにオープンしたお店です。 15歳の頃に上京し、15年間の修行を経たのちに独立されました。
「皇居から離れない場所で仕事をする」と決意して、この京橋に店を構えたのだと伺いました。

この日注文したメニューは「ランチにぎり1.5人前 1,100円（税込）)」と「とろなかおち丼 1,100円（税込）」です。季節のオススメで「さんまづけ丼 1,100円（税込）」もありました。

まずは「とろなかおち丼 1,100円（税込）」からいただきました。
天然の大マグロの中おちに、刻みのりとネギが乗って、見た目も量も満足感があります。おしんこ、ガリ、卵焼きが添えられています。中おちは、とてもなめらかな食感で脂が甘く、酢飯とよく合います。

続いて、「ランチにぎり1.5人前 1,100円（税込）」をいただきました。
マグロ2貫の真ん中にあるのは、北海道産の天上ぶりで、天然です。この店のウリとして、養殖の魚は使用しないとのことで、ネタが上質な上に寝かせ方も上手です。さらに小肌などの光り物やイカなど、その日のオススメが並びます。ぼたん海老ももちろん天然物。プリプリで発色が美しく、ねっとりと甘いです。

しっとりと焼かれた甘めの玉子と、口直しのかっぱ巻きもセットになった、大満足の内容です。1,100円で様々なネタを食べることができるのは嬉しいですね。

こだわりの天然物のネタを使った寿司ランチを、京橋という地でリーズナブルに堪能できるお店は貴重です。
本格的な鮨と、威勢の良い大将とのコミュニケーションで、午後からの仕事も頑張れる気がします。皆さんも是非足を運んでみて下さい。


今回食べたランチ
ランチにぎり1.5人前　1,100円（税込）
とろなかおち丼　1,100円（税込）