グルメ
餃子専門店でありながら魚メニューも美味!高コスパランチ
2021.03.26 washoku/osake
東京メトロ銀座線京橋駅4番出口・6番出口から徒歩2分、都営浅草線宝町駅からは徒歩1分という好立地にある「日本橋焼餃子 極 京橋舘家」。看板からは、おしゃれな餃子店という印象ですが、なんと新鮮な魚料理も評判で、ランチはそちらを目当てにたくさんの人が訪れるそうです。いったいどんなお店なのでしょうか。
ランチメニューは、「餃子定食」(850円)を筆頭に、「東京担々麺」(850円)、「アジフライ定食」(890円)、「極旨唐揚定食」(890円)、「海鮮丼」(1,000円)、そして「豚汁+焼き魚定食」(850円)、「豚汁+唐揚げ定食」(850円)と目移りしそうなラインナップです(価格は全て税込)。焼き魚はその日の仕入れによって替わるそうで、訪れた日は、真さば・縞ほっけ・さば西京焼き・さば一夜干し・赤魚粕漬けから選べるとのことでした。
お刺身メニューがおいしそうでしたので、「海鮮丼」と「餃子定食」をいただいてみることにしました。
「餃子定食」は、餃子6個とご飯と味噌汁、厚揚げの煮物、ポテトサラダ、漬物、ヨーグルトの、品数豊富なランチです。餃子は、野菜より肉が多めでしたが、「にんにく不使用」ということもあって、いくつでも食べられそうなあっさりとした味わい。焼きたてのパリパリとした皮の香ばしさや、皮と具のバランスなども絶妙でした。麩や豆腐、ごぼうの入った味噌汁や、厚揚げ・しめじ・茎ワカメを炊き上げた煮物も付き、食べ応えのある定食でした。ヨーグルトも付いてこれで850円とは驚きです。栄養バランスもバッチリですね。
メニューのラインナップからお気づきの方もいるかもしれませんが、当店は名前に餃子が入っていながら、この「海鮮丼」のほか「アジフライ」や「魚の塩焼き」など海鮮メニューが豊富で、餃子をしのぐ人気なのだそう。今回餃子のほかにオーダーした「海鮮丼」は、丼に盛られたお刺身が華やかで、食欲をそそります。まぐろ、アジ、サーモン、いか、まぐろのたたきが、どれも新鮮! 大葉入りのだし巻き卵も、付いて華やかで、餃子専門店に来ていることを忘れてしまうほどのもの。
ちなみに、「海鮮丼」に使われていたサーモンは大衆に人気のネタの一つですが、鮭とは違うことはご存知でしょうか。
鮭を英語で言えばsalmon(サーモン)なのですが、魚屋での表記は、鮭=国産(日本の川を遡上する)・天然・生食出来ない、サーモン=輸入・ほぼ養殖・生食出来る、と区別されているのが一般的だそうです。鮭は、白鮭(時鮭)・銀鮭・紅鮭など、サーモンはキングサーモン・アトランティックサーモンなどのことを言うのだとか。
また、トラウトサーモンという「トラウト=鱒とサーモン=鮭?」と聞き返してしまうような名前がありますが、こちらは商品名で、養殖された大型のニジマスのことを言うそうです。
鱒と鮭はどちらもサケ目サケ科で、もともと鮭は白鮭のみを指す言葉で、それ以外のサケ科の魚が総じて「鱒」と呼ばれていたそうです。「鱒すし」はあるけれど、「鮭のにぎり」はありませんね。
前述の「キングサーモン」も、日本では「マスノスケ」という立派な名前がつけられていたのに、今ではサーモンとして売られているなど、英語圏での区分を取り入れたり、魚の生活史等の研究が進んだりすることで、サケマス分類がややこしくなっているようです。
「日本橋焼餃子 極 京橋舘家」は、カウンターもあり、趣も餃子屋というより和食屋の印象です。開店の11時半を過ぎると、常連さんと思しき男性客で、あっという間に30席ほどが埋まってしまいました。お店の方々の、テキパキと感じのよい応対も印象的で、通いやすいお店でした。
今回食べたランチ
餃子定食 850円(税込)
海鮮丼 1,000円(税込)
INFORMATION
名称 | 日本橋焼餃子 極 京橋舘家 |
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住所 | 東京都中央区京橋2-6-13 イーストビル1F |
電話番号 | 03-6228-7299 |
営業時間 | 【ランチ】[月~土]11:00~14:30(L.O14:00) 【ディナー】[月~土]17:00~24:30(L.O13:30) |
定休日 | 日曜日・祝祭日 |
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