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佐賀県産にこだわる、ご当地酒場の絶品鶏料理ランチ!

2021.01.20 washoku/osake

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東京メトロ銀座線京橋駅から徒歩5分、東京駅八重洲口から徒歩6分、日本橋三丁目交差点からすぐのビル地下にある「佐賀ふもと赤鶏 酒場 髙しな 京橋店」。2020年7月にオープンした、ふもと赤鶏をはじめ野菜や調味料まで佐賀県産のものにこだわったご当地酒場です。

地下への階段を下りていくと、壁に貼られた賑やかな手描きのメニューや、似顔絵などのイラストが目に飛び込んできました。中に入ると似顔絵そのままの店長さんが笑顔で迎えてくれました。アットホームで活気の溢れる雰囲気に和みます。

ランチメニューは「親子丼」(900円)、「チキン南蛮定食」(900円)、「鶏もも炭火焼定食」(1,000円)、「鶏トロのから揚げ定食」(850円)の4種類(価格は全て税込)。こちらのお店では全て佐賀県銘柄鶏「ふもと赤鶏」を使用しています。どの料理にも鶏団子入りスープ、小鉢、香の物がつき、ご飯は無料で大盛りにできます。 この日は「親子丼」と「鶏もも炭火焼定食」をオーダーしました。

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「親子丼」はレバーあり・なしを選ぶことができます。今回はレバーありでお願いしました。出汁のたっぷり染み込んだ卵はフワフワ、さらにトッピングされた黄身がとろりと絡んでなんとも食欲をそそります。鶏肉はひと手間かけて炭火炙りされているのですが、これがとっても美味しい。炭火焼きならではの香ばしさがたまりません!

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「鶏もも炭火焼定食」はハサミとトングを使って自分でカットするスタイル。こんがり香ばしく焼きあがった鶏ももは、肉厚でとってもジューシー!添えられたレモンを絞り、柚子胡椒をつけるとまた新たな旨みが加わります。
柚子胡椒は佐賀県古湯温泉の女将さんたちの手作りだそうです。各旅館の女将さんたちが集まり、佐賀・富士町産の柚子を使って、試行錯誤しながら作り上げた柚子胡椒なのだそうです。ただ美味しいというだけでなく、料理を通してその向こう側が伝わってくるような暖かい気持ちになりますね。

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卓上に置かれた「一の塩」をぱらぱら振るのもおすすめ。こちらももちろん佐賀の塩です。対馬暖流の海水を60℃の低温で結晶化させたという「一の塩」は、低温で作るためミネラルがたっぷり。塩辛さがなくまろやかで深い旨みを感じる美味しい塩でした。

付け合わせの鶏団子スープも、丁寧に作られているのを感じました。鶏の旨味たっぷりのスープにふわふわの鶏団子。大きな器に入っていましたが、スープがしみじみ美味しくて一滴も残さず飲み干してしまいました。

ちなみにこの鶏団子、「つみれ」や「つくね」と呼ばれることもありますよね。すり身やひき肉を使って団子状にした「つみれ」と「つくね」。何が違うのでしょうか。魚のすり身で作ったものが「つみれ」、鶏や豚のひき肉で作ったものが「つくね」と区別されることも多いのですが、実は具材の違いではなく調理法の違いなのです。
「つくね」は手でこねて丸めるという意味の「つくねる」という言葉が元になっています。手でこねて丸めた後は、焼いたり、煮たり、蒸したり、さまざまな料理に使われます。
「つみれ」は「摘みいれる」という動詞が変化したものだと言われています。調味料と合わせてこねるところまでは「つくね」と同じですが、その生地を手やスプーンなどですくい取って鍋に入れるのが「つみれ」です。見た目もほとんど変わらない「つみれ」と「つくね」ですが、ちょっとした調理方法の違いがあったのですね。日本の食文化と言葉の繊細さを感じます。

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木のぬくもりを感じる店内にはカウンター席や個室もあり、グループの方もおひとりさまも居心地よく過ごせそうです。アットホームで佐賀の魅力いっぱいの「髙しな」。どの料理もふもと赤鶏の美味しさが活かされて、素材と味のクオリティーの高さは秀逸! 絶品鶏料理を味わいに、ぜひ足をお運びください。

今回食べたランチ
親子丼 900円(税込)
鶏もも炭火焼定食 1,000円(税込)

INFORMATION

名称 佐賀ふもと赤鶏 酒場 髙しな 京橋店
住所
電話番号 03-6262-3048
営業時間 ※定休日・営業時間は変更となる場合があります。詳細は店舗にご確認ください。
【月~金、祝前日】
11:30~14:30 (料理L.O.14:00 ドリンクL.O.14:00)
17:00~23:30 (料理L.O.23:00 ドリンクL.O.23:00)
【土】
11:30~14:30(料理L.O.14:00 ドリンクL.O.14:00)
17:00~23:00 (料理L.O.22:30 ドリンクL.O.22:30)
定休日 日、祝日

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