Kyobashi TIMES

近年盛り上がりをみせる“グルテンフリー”というライフスタイルをご存知でしょうか。グルテンフリーとは、主に小麦などのグルテンを含まない食品やそういった食品を摂取しないことです。
ランチの定番メニューであるカレーにも、とろみをつけるために小麦粉が入っていることは一般的ですが、『もうやんカレー』のグルテンフリーカレーは小麦粉を使わず、大量の果物や野菜を長時間煮込むことでとろみを加えています。
このカレーや種類豊富な総菜がイートインのランチではなんと1,100円（税込）で食べ放題とあって、連日オープンと同時に満席になる人気店です。
さらにテイクアウトだと、ビュッフェスタイルで自由に盛り付けて650円（税込）とさらにお得！
関東圏を中心に10店舗以上展開していますが、東京メトロ京橋駅3番出口から直結の「東京スクエアガーデン」の地下1階でも食べることができるということで、行ってまいりました。

店内にはグルテンフリーカレーのこだわりについて、分かりやすく掲示されています。
通常の欧風カレーの約3倍もの野菜を使用し、じっくり火を入れて自然の甘みや深いコクを生み出し、熟成された漢方やスパイスを約25種類も使用。完成までになんと2週間かかるこだわりのカレーをこの価格で食べられるのは嬉しいですね。
カロリーも低く野菜もたっぷり食べられるとあって、店内には男性だけではなく女性客も多い印象です。

テイクアウトと告げると、会計後に弁当容器を渡されます。ビュッフェの列の手前には詰め方のコツとマナーが掲示されているので、事前によく読んでおきましょう。いくらビュッフェスタイルとはいえ、蓋が閉まらない状態まで詰めるのはNGです。

ご飯は、抗酸化作用の高い黒米と漢方発芽玄米のオリーブライスの2種類。ご飯にもヘルシーな工夫がされています。

じゃがいもやお粥もあり主食ブースも充実しています。総菜コーナーには、うどんや春雨もありました。

総菜は約10種類あります。シンプルなキャベツの千切り、トマトとキャベツのサラダ、大根千切り、コーン、おくら、もやしナムル……と野菜をカレールー以外でもたっぷり摂取することができます。さらに、大振りのチキンを味噌味で炒めた「チキンみそ炒め」も食べ放題です。

カレーはビーフとポークの2種類あります。今回は一番人気のビーフカレーをセレクト。

ゴロゴロっと大きめサイズの牛肉は、まったくパサつきがなく、しっとり柔らかく煮込まれています。自分で好きなだけ盛ることができるのはビュッフェスタイルの醍醐味ですね。
このカレールーだけでも650円はお得感があります。

今回は、ご飯を2種類、野菜もほぼ全ての種類を盛り込みました。
香の物は、燻製福神漬けと玉ねぎのピクルスの2種類。甘じょっぱい味付けの福神漬けは燻製されているので、カレーと食べると味わいに深みが出ます。玉ねぎのピクルスはシャキっとした食感と甘酸っぱさで口の中をリフレッシュでき、箸休めにぴったりです。

『もうやんカレー』がこのこだわり満載のカレーにたどり着いたのは、創業者がスポーツトレーナー時代に、カラダに良い食事について追及したことがきっかけ。大量の野菜とスパイスを効率よくとれるように煮込んだ結果、このカレーにたどり着いたという偶然の産物だそうです。

グルテンフリーカレーを提供している『もうやんカレー』ですが、『グルテン』とは主に小麦などのグルテンを含まないということをご存じでしょうか。
小麦粉には「グルテニン」と「グリアジン」というたんぱく質が含まれており、小麦粉に水を加えてこねることで、この２つが絡み合い「グルテン」になります。

グルテンフリーは、もともとは「セリアック病」という、グルテンを摂取することで腸の細胞が破壊されてしまい、腹痛や倦怠感など様々な不調が出てしまう病気の方に向けた食事療法でした。近年では病気ではない人もグルテンの接種を控えることで、胃腸や肌の調子がよくなり生活のパフォーマンスが上がるため、取り入れている方が増えています。

お腹いっぱいおいしく食べて、結果体調がよくなるなんて実践してみる価値はありそうですね。『もうやんカレー』なら量も質も兼ねそろえており、幅広い層のニーズに応えられるので知っておくと便利ですよ。


今回食べたテイクアウト
お弁当（カレービュッフェ）　650円（税込）