グルメ

沖縄へプチトリップ!テイクアウト600円で味わえる、絶品ソウルフード

2021.10.18 washoku/osake

京橋駅から直結の「東京スクエアガーデン」には、おしゃれなイタリアンからビストロ、格式のある日本料理があると思えば、立ち飲み屋、とんかつ、油ソバ……と幅広いラインナップの店が入っています。食べるところに迷う時はここに来たら食べたいものが見つかるはず。

今回訪れたのは、『ナンクルナイサ きばいやんせー』です。店名から分かる方も多いでしょうが、沖縄料理店です。ランチタイムはご飯と味噌汁のお代わりが自由で、1,000円でお腹いっぱいになれるメニューが充実しています。テイクアウトなら、600円で食べることができます。同施設には椅子やベンチあるフリースペースが多く、手頃かつ手軽にランチを済ませたい時にオススメです。

まずは沖縄料理のソウルフードのひとつである「沖縄タコライス弁当」(600円・税込)をいただきます。 一般的なタコライスはトマトベースのサルサを葉もの野菜とご飯の上にかけるスタイルですが、こちらのお店では、カレースパイスを効かせたキーマカレーのようなテイストです。
ひよこ豆がたっぷりと入り、食べ応え抜群。スパイシーですが、上から粉チーズがかけられていてまろやかです。たっぷりのキャベツとサニーレタス、紫キャベツ、ひと口サイズのトマトが入っているので、野菜もしっかり取ることができます。マカロニサラダ、鶏のから揚げ、玉子焼きと、お弁当の人気おかずも入り600円(税込)はお得です。

次にいただくのは、「ゴーヤチャンプル弁当」(600円・税込)。こちらにもマカロニサラダと唐揚げ、玉子焼きが入り、さらに高菜漬けと明太子、たくあんというご飯が進むラインナップです。

ゴーヤチャンプルは、ゴーヤともやし、ランチョンミート、豆腐を炒めて卵でとじた沖縄の定番家庭料理です。

ランチョンミートとは、生の挽肉に塩や香辛料などを加えて缶に詰め、加熱した加工食品のこと。おもに豚肉を使用し、沖縄では「ポーク」という名称で親しまれていますが、「スパム」という名前でご存知の方も多いのではないでしょうか。 これはアメリカの食品メーカーが出している商品名です。ランチョンミートとスパムは違うものと思われている方がいるかもしれませんが、いずれも同じ加工食品を指します。ジューシーで塩気の効いた味は、炒めると旨味が溢れ出し、ゴーヤチャンプル―の味には欠かせない食材です。
ちなみに、ゴーヤのぼつぼつとした皮の部分は「モモルデシチン」という栄養素を含み、血液中のブドウ糖を分解し、エネルギーに変える“脂肪代謝を促進する効果”があるのだとか。さらに、ランチョンミート(豚肉)と豆腐に含まれるビタミンB群には、ブドウ糖分解のサポートをする働きがあります。おいしいだけではなく、栄養素の面でも相性抜群の理にかなった組み合わせのメニューです。

『ナンクルナイサ きばいやんせー』では、テイクアウトの弁当を頼むと沖縄のお土産で最もポピュラーな「ちんすこう」がついてきます。店内は沖縄の装飾品や沖縄ビールの提灯が飾られていて、イートインならよりいっそう沖縄に小旅行した気分に浸れますよ。


今回食べたテイクアウト
ゴーヤチャンプル弁当 600円(税込)
沖縄タコライス弁当 600円(税込)

INFORMATION

名称 ナンクルナイサ きばいやんせー 京橋店
住所
電話番号 03-5542-1677
営業時間 ※定休日・営業時間は変更となる場合があります。詳細は店舗にご確認ください。
月~金 
ランチ 11:30~15:00(LO14:30)
ディナー 17:30~23:00(LO22:00)

ランチ 11:30~15:00(LO14:30)
ディナー 17:30~22:00(LO21:00)
定休日 日曜・祝日

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