グルメ
いつ訪れても違った味を楽しめる絶品本格フレンチをテイクアウト
2021.11.09 italian/french
アットホームな雰囲気が魅力的なカジュアルフレンチレストラン「Beeftro by la coccinelle(ビフトロ バイ ラ コクシネル)」は、「京橋駅」A3番出口から直結の東京スクエアガーデンの地下1階にあります。
カウンター席、テーブル席、テラス席がそれぞれあり、一人でも大勢でも利用できます。店内も明るく店員さんの接客も感じが良く、リラックスしてフレンチを楽しむにはもってこいです。テラス席は、スペースが広く開放的なので、天気の良い日はとても気持ちが良いですよ。
この日は12時30分ごろに訪れましたが、ピークタイムとあってテラス席も店内もほぼ満席の状態でした。
店頭と店内の奥には、ワイングラスが棚に並べられていて、おしゃれなインテリアです。経験豊かなソムリエが、フランスの産地を巡って選んだワインを中心に常時60種類以上取り揃えているのだそうです。
ランチのテイクアウトは、メインとバゲットが付いて1,000円(税込)とお手頃な価格で本格フレンチを味わえます。メインは日替わりで変わるので、いつ訪れても違った味を楽しめます。
この日のランチメニューは、「三元豚ロースのロースト こがし玉葱ソース」「タイのポワレ クラムチャウダー」「豚肩ロースのコンフィ」「香潤鶏ムネ肉のソテー 自家製タルタルソース」の4種類。名前を見ただけでもおいしそうで心がおどります。
今回は、スタッフの方のおすすめの「三元豚ロースのロースト こがし玉葱ソース」と「タイのポワレ クラムチャウダー」をテイクアウトしました。
三元豚ロースのローストは、噛むたびにじゅわじゅわと肉汁が溢れ、それと同時に甘みと旨みが口の中に広がります。カットが分厚く食べ応えがあります。焦がし玉葱ソースの香ばしさが甘さの中にビターな余韻をもたらし、脂身の甘みを引き立てています。
三元豚(さんげんとん)と聞くと、三元豚という言葉そのものがブランド名・銘柄名だと思われる方もいるかもしれませんが、本来は3種類の品種をかけ合わせた豚のことを指します。黒豚を除く日本国内の銘柄豚の多くが、実は三元豚なんです。三元豚は、おいしい豚をリーズナブルに食べていただけるように、長年に渡って多くの生産者が努力し、3種類の品種それぞれの長所を活かすバランスのとれた良質な豚肉の安定供給を実現できる方法として生み出されました。おいしい豚肉をリーズナブルに食べることができるのは生産者の長年の努力の賜物なのだと知ると、より味わい深く感じられますね。
肉の下には、フライドポテトがぎっしり詰まっています。しっとりホクホクの食感で、玉葱ソースと肉の旨みが染みこんでいて、ローストポークのおいしさを余すところなく食べられます。
茹でられた人参は、やわらかく甘さが引き立っていました。ブロッコリーとカリフラワーは、どちらもグリルで焼かれていて、焦げ目のほのかな苦みと野菜の旨みがほどよくマッチしています。さらに、ニンニクの風味をまとっていてクセになる味です。シンプルながらも一癖ある味付けで素材そのもののよさを引き出してくれます。食用の花がいろどりをそえてくれ、まるでコース料理の一品とも思えるような印象です。
バゲットは、中はフワッともっちり皮はパリッとした絶妙な食感です。
続いて「タイのポワレ」をいただきます。
「タイのポワレ」には、あさりのクラムチャウダーがかかっており、みじん切りされた人参と玉葱が目を引き、華やかです。鯛のポワレの衣にクラムチャウダーの味がしみていて、一口ほおばると野菜の甘みと旨み、さらに魚介の旨みが口の中に広がります。
鯛をほぼ一匹分使用したとても贅沢でボリュームのあるお弁当。鯛は二つの部位が入っていて、それぞれの食感や味の違いが楽しめます。身の部分は、ホロホロと舌で崩れるようなやわらかい食感で、淡白な味です。尾に近い部分は、皮の面積が多くプリプリとしていて脂の甘みが感じられます。
バゲットを旨みのつまったクラムチャウダーに浸して食べると絶品でした。
ランチをお腹いっぱいに食べたい方は、バケット一つでお腹が満たされるのか心配になるかもしれませんが、十分なボリューム感がありました。さらに味も本格的。どれもテイクアウトで食べるには贅沢すぎる内容です。
店前には、お店で使用しているオリーブオイルやオーガニックの調味料などが販売されていています。中でも、「オリーヴティ」という商品が目に止まりました。こちらは、オリーヴの葉を低温乾燥して作られていて、爽やかな香りとスッキリとした味わいが特徴のよう。「オリーヴの葉」は、地中海地方に4000年伝わる健康食として愛されていて、煎じて飲むだけでなく、葉の成分をワインに混ぜて飲んでいるのだそう。老化防止効果やコラーゲンの合成を促進してくれたり、美白・美肌に効果を発揮してくれたりするので、女性にうれしい健康茶と言えます。店内でランチをする際には、食後のドリンクとして出されているので、ぜひ一度は味わいたいものですね。
今回食べたテイクアウト
三元豚ロースのロースト こがし玉葱ソース 1,000円(税込)
タイのポワレ クラムチャウダー 1,000円(税込)
INFORMATION
名称 | Beeftro by la coccinelle(ビフトロ バイ ラ コクシネル) |
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住所 | 東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン B1 |
営業時間 | ※定休日・営業時間は変更となる場合があります。詳細は店舗にご確認ください。 ランチ 11:30~15:00(L.O. 14:00) ディナー 18:00~23:00(L.O. 22:00 |
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