LOCATION
京橋の立地
京橋の現在
明治11年から昭和7年まで存在していた行政区域、東京15区のひとつであった京橋区の北側が、現在の京橋の所在地でした。この地の由来となった、「京橋」の橋は、現在の京橋三丁目に位置していました。明治・大正時代に建てられた京橋の親柱は、当時の姿をそのままに、今も中央通り沿いに佇んでいます。
ビジネスと観光、アートの街
東京駅至近のビジネスの拠点と言えるエリアである現在の京橋には、東京国立近代美術館フィルムセンターや、ブリヂストン美術館(現在休館中)などの観光名所が多く存在しています。また、近年では画廊や骨董店などのギャラリーが立ち並ぶ「アートの街」としても知られるようになりました。
良好なアクセスも魅力
東京駅や銀座、日本橋に隣接する京橋は、ビジネスの拠点としても高い人気を誇ります。東京地下鉄銀座線・京橋駅だけでなく、都営地下鉄浅草線・宝町駅や有楽町線・銀座一丁目駅、新幹線と在来線が行き交う東京駅も徒歩圏内です。首都高速道路の京橋出入口も町内に存在し、車でのアクセスも良好。平日はオフィス街として、休日は周辺エリアと一体になって賑わいをみせています。特に、日本橋と銀座を結ぶ中央通りの人通りは、昼夜途絶えることがありません。
京橋の人々の暮らしとコミュニティ
そんな都心の一等地でありながら、長い歴史を誇る数々の老舗が点在し、京橋の古き良き雰囲気を作り出しています。また、つながりを大切に居住する人々の思いが、今も温かいコミュニティという形で生き続けており、山王祭では周辺町会の神輿が出て、昔から変わらない威勢のいい江戸っ子の姿を見ることができます。京橋が発祥した時代からの伝統を受け継ぐ老舗店の店主や、利便性から京橋に新たに居を移した人々。それぞれが京橋に魅力を感じ、街を守っているのです。