インタビュー

若年層にも勧めたい、『京橋で働く』魅力と利点

東洋インキSCホールディングス グループ総務部 神田尚巳・内藤凌輔

2021.09.28


※新型コロナウイルス対策の上、インタビュー実施(2021年7月)

時代と共に変化する京橋の地とともに成長を続けてきた東洋インキSCホールディングス。役員秘書やオフィスのレイアウト関連、オフィス設備管理等を担う総務部の神田尚巳さん・内藤凌輔さんに、同社の取り組みと、京橋の魅力について伺いました。

京橋の発展とともに歩んできた東洋インキSCホールディングス

--東洋インキSCホールディングス様の歴史についてお聞かせください。

神田尚巳さん(以下・神田さん)
「京橋に社を構えて114年になります。恐らく街区では一番古いのではないでしょうか。1907年に京橋区南鍛冶町(現在の京橋)の土蔵付4棟を購入し、京橋本社がスタートしました。そこから株式会社化、本社ビル設立、持株会社に移行など、まさに京橋と共に現在の陣容と規模に成長してきました。」

内藤凌輔さん(以下・内藤さん)
「京橋移転と共に株式会社化したことから、当社は京橋でスタートし、京橋と共に今日の東洋インキグループに成長してきたと言っても過言ではありません。」

--京橋の地に114年も根差し、ご商売をされてきた東洋インキSCホールディングス様と京橋との関わりについてお聞かせください。

神田さん
「京橋の町内会の方には長年にわたって、毎年欠かすことなくお正月飾りをお願いし、本社の受付に飾っていただいています。毎年、町内会の方々に設置していただく際は身が引き締まる思いです。」

地域との繋がりを欠かさないことで、地域に愛される企業として大きな信頼を得ることができる。日常的なコミュニケーションですら希薄となっている昨今、それは多くの企業が見習うべきところかもしれません。

ビジネスパーソンが働きやすい街「京橋」

--京橋エリアは昔ながらのビジネス街のイメージが強いですが、働く若者の環境としてはいかがでしょうか。

神田さん
「私は入社して11年目になります。まだ昭和風の建物が多かったころの京橋と比べると、どんどん現代的なデザインのビルが建ち並ぶ街に変わってきていると感じますね。京橋エリアは交通網、アクセスがよく、働く環境としてとても良いと感じています。東京駅、銀座、日本橋とも至近であり、アフター5や休日に徒歩圏内でアクセス可能です。」

内藤さん
「私は入社して3年になりますが、京橋駅は主要な駅も近いため、どこからでもアクセスできる非常に便利なエリアです。また、当社が入居している京橋エドグランは京橋駅と直結しており、外出する際はいつも駅を利用しています。」

何と言っても京橋エリアは、アクセスの便利さが大きな魅力。ビジネス街としての印象も根強く、「ここにくれば気を引き締めて働くことができる」などオンオフの切り替えがしやすい点も、魅力となっているようです。

--その他にも京橋エリアの魅力があれば教えてください。

神田さん
「ビジネス上の利便性の高さ以外にも、老舗の美味しい飲食店や、美術画廊など歴史や文化を感じる場所が多く、ゆったりした余裕が感じられます。江戸時代から職人の町であったためか”人の温かさ”を感じられるのが魅力の一つだと思います。」

内藤さん
「ビジネスの中心地でありながら、『トシ・ヨロイヅカ』(ランチ記事スイーツ記事)や『明治屋ストアー』(取材記事スイーツ記事)などの老舗人気店や、美術画廊があり、「ちょっと寄ってみようかな」と思わせてくれる場所があるところが魅力です。」

日々の仕事でリフレッシュする時間を求めている社会人にとって、気分転換できるスポットが多い点は魅力的。京橋は、古き良き日本の風格も味わうことができる、貴重なエリアでもあります。

ビジネスパーソンの胃袋を鷲掴みにする飲食店

--京橋エリアのお気に入りスポットやお店があれば教えてください。

神田さん
「京橋には美味しいご飯屋さんが多くあります。ハンバーグの美味しいお店だと、『レストラン サカキ』(取材記事)。パスタが好きな方は『リストランテ フィオレンツァ』(取材記事)がおすすめです。こだわりのカルボナーラと落ち着いた雰囲気の店内が素敵です。『伊勢廣』(取材記事)は名物の焼鳥丼が香ばしく食欲をそそります。」

内藤さん
「神田も薦めていた『伊勢廣』(取材記事)は、焼き鳥がとにかく美味しくて私もよく行きます。お昼の時間帯は長蛇の列ができるほど人気店なんです。あと、『ぐりる☀てる』(ランチ記事)というステーキとハンバーグのお店はボリュームがあり美味しいです。京橋駅前の『スターバックスコーヒー』に一人で行くのも好きですね。東京スクエアガーデンは4月になると桜が綺麗で夜にはライトアップもされ非常に気に入っています。」


お二人がお薦めされていた、伊勢廣前にて。(撮影時のみマスクを外しています) 移転前には京橋タイムズでも取材させていただきました。

季節ごとのイベントや歴史のある山王祭

--京橋エリアで過去に参加した事のあるイベント・行事はありますか。

神田さん
「以前、京橋エドグランのクリスマスコンサートの生演奏をお聞きしたことがあります。ビルの大階段下のホール内で音がきれいに響いて、屋外の解放感も感じられ素晴らしい演奏でした。」

内藤さん
「まだ行事やイベントに参加した経験はありませんが、やはり京橋の伝統的なイベントである山王祭には一度参加してみたいと考えております。盛大にお祝いできる日が一日も早く訪れることを願っております。」

今や京橋のランドマークとも言える存在となった、京橋エドグラン。イベントやコンサートなど、様々な催しが企画されています。(コロナ禍では一部中止や延期あり)
また、京橋から日本橋にかけてのエリアでは山王祭といった江戸時代から続く伝統行事が2年に一度行われています。今の時代、東京の地で企業と地域が交流する機会は珍しいと言っても過言ではありません。そんな類い稀なケースも、ここ京橋では日常的に行われています。

モダンでおしゃれな街へ変化し続ける京橋エリア

--2016年に京橋エドグランが再開発されましたが、再開発後の京橋エリアに思うところはありますか。

神田さん
「再開発後は京橋駅直結となり更にアクセスが良く便利になりました。随所に緑やソファスペースが設置され、オフィスビルながら落ち着いた雰囲気が感じられます。今後も進行する京橋周辺エリアの再開発で、当ビルと東京駅直結が計画されており、更に便利に新幹線、空路(羽田、成田)へも雨でも濡れずにアクセスできてしまうかもしれません。これからも京橋のランドマークとして国際的で新しいビジネス街に成長していくと思います。弊社も『NEXT100年』を共に成長していきたいと思います。」

内藤さん
「再開発によりビジネスパーソンのみならず、これから観光でいらっしゃる方も増えるかと思います。江戸時代から現代までの痕跡を残しつつも、さらなる発展を遂げた魅力的なエリアになることを楽しみにしております。」

お二人の勤務する東洋インキSCホールディングスの歴史から、京橋の魅力までお伺いすることで、ビジネスパーソンならではの目線から新しい京橋を知ることができました。京橋は若いビジネスパーソンにとって益々働きやすい街へと変化し、今後も共に成長し続けていくことでしょう。

PROFILE

東洋インキSCホールディングス グループ総務部 神田尚巳・内藤凌輔

RELATED POSTS 関連記事

SNAP 京橋スナップ