インタビュー
「職人の街・京橋」から、デジタル企業が街の情報を発信!
DXCテクノロジー・ジャパン CTO吉見隆洋・人事部 森山聖子
2022.04.05
京橋で働くビジネスパーソンに、街の魅力を語っていただくインタビュー。今回は京橋エドグランに本社を構える、世界最大級のITサービス企業の日本法人であるDXCテクノロジー・ジャパンから、CTO 吉見隆洋さん、人事部 森山聖子さんにオンラインでお話をうかがいました。
ビジネスやランチも。海外からのゲストにも喜ばれる!京橋の魅力
--どのような経緯で、京橋に本社を構えることになったのでしょうか。
吉見さん
「弊社の設立としては2017年なのですが、元をたどるとコンピューターの『ヒューレット・パッカード エンタープライズ』と、ITサービスの『CSC』などが合併、分割を経てITサービス分野として独立した、という経緯があります。
それまでは拠点が飯田橋と大島にあり、大島はグループのオフィスに間借りするような形だったのですが、独立にあたり移転を検討していました。その際、ここ京橋と、もう一箇所は新宿のビルが候補に挙がりまして、全社員にアンケートをとったんですよ。実は私は新宿がいいかなと思っていたんですが(笑)蓋を開けてみたら、ダブルスコアで京橋でした。
その理由としては、ビル設備の新しさと京橋という街の利便性。東京駅から数分の徒歩圏内で会社に通えることだけでなく、出張の前後に寄るのも楽ですし、東京メトロ銀座線なら駅直結で雨の日に濡れずに出社できます。また私どものお客様には金融や保険、製薬の会社様も多いのですが、ちょうどこの京橋・日本橋エリアにオフィスを構えているところも多いので、担当営業は都合が良かったのだと思います。
今となっては、京橋に移転して良かったと思っています。飲食店が充実しているし、大きな書店も近くにあるので調べ物をするのにも都合が良いです。」
森山さん
「私は中途入社なので、入社当初から京橋に通っています。新しくてかっこいいビルに通えるのが嬉しかったですね。現在は新卒採用業務も担当していますが、オンラインや動画でオフィスをご紹介すると、憧れの目で見てくださいます。
私は、最初のうちは京橋という地名に土地勘が無くて。通うようになって、銀座に歩いていける、東京・八重洲も徒歩圏内だとわかり、終業後にショッピングをしたり、友人と食事をしたりなどが楽しめるようになりました。とても便利な街ですよね。
日中はカフェを利用することが多いです。周辺にはチェーン系のカフェは一通りあるし、個人店も色々あります。京橋エドグラン3階の『LOBBY LOUNGE 東京 HIBIYA BAR』もカフェ利用できますね。」
吉見さん
「夜の居酒屋さんも、京橋にはいいお店がいろいろありますね。たとえば『舌菜魚』さん(取材記事)とか。おすすめの牛タンはもちろんですが、私は、ひげ付きにんにくの天ぷらがとっても好きです(笑)。
弊社には海外の拠点があり、また日本国内で働いている外国人社員も多くいます。宗教上食べられないものがある時でも、お店の選択肢が豊富にあるので、行く店がないということはありません。」
森山さん
吉見さん
「『ダバ インディア』かな。私は、インド料理は『ダクシン』さん派ですが(笑)、どこも非常に美味しいですよ。
またこのあたりはホテルもあるので、ビジネス出張で来られる方にとってもアクセスがいいし、会食に使うような高級感のあるお店もありますね。京橋エドグラン6階の『頤和園』さん(取材記事)はよく使わせていただきます。
ビジネス・会食・宿泊が京橋エリア内で完結できるので、いちいちタクシー移動をしなくて済むのが助かります。それに、京橋エドグランの地下1階にある『中央区観光情報センター』も海外の方には助かるのではないでしょうか。」
森山さん
「京橋はおしゃれなお店も多いので、プレゼントを買うのにもいいですよ。」
吉見さん
「そうそう、京橋エドグランの1階にある『トシ ヨロイヅカ』さん(取材記事)のケーキをお客様にお土産としてお渡しすることもありますね。とても喜んでもらえます。
また、『明治屋の本社(京橋ストアー)』がここにあるんですよ!とご紹介すると、興味を持ってくださる方もたくさんいます。」
京橋の歴史に意外な発見。京橋は「職人の街」だった!
--興味があるけれど、まだ行ったことがない場所などもありますか。
森山さん
「京橋は、老舗店が多くありますよね。行ってみたいと思っているのですが、なかなか行けていません。」
吉見さん
「このあたりは骨董店が多いですね。私は骨董の知識はほとんどありませんが、一度ゆっくり見てみたいとは思っています。
また近頃、家で映画をよく見るようになったので、『国立映画アーカイブ』にも行ってみたいと思っています。
京橋に通うようになり、街の歴史にも興味を持つようになりました。昔はここに竹の市場があると知り、だから『白木屋傳兵衛』さんのような老舗の箒店(1830年創業)などがあるのだと気づきました。京橋はもともと職人が集まる街だったのですね。弊社は『現代のIT職人』が集い、デジタルの実験的な取り組みを推進するために、オフィスの一角に『デジタル工房(外部リンク)』を作りました。京橋は、まさに工房と呼ぶのにふさわしい街だったのだ、と知り、意外な繋がりを面白く感じましたね。」
森山さん
「私は落語や講談が好きなので、京橋に残る江戸文化に興味があります。今では京橋をキッカケに、浮世絵の美術館に行ってみたり、古地図を調べてみたり。どんどん興味が広がっていっています。」
知れば知るほど楽しくなる、京橋の「奥深さ」
--京橋の街の魅力は、特にどこにあると思いますか?
吉見さん
「京橋は、知れば知るほど、掘れば掘るほど魅力がありますね。それでいて、控え目で(笑)。日本橋のようにメジャーではない、奥ゆかしさがあるというか…。古いものと新しいものが入り混じっていて、落ち着いているし、洗練されています。古いものが残る京橋の街の中で、私たちの強みであるITの力を活かして、何かしらの形で京橋に関わっていきたいと考えています。
IT業界は、本社のある地名を通称として使うことがあるんですよ。たとえば日本IBMさんだったら『箱崎の会社』というように。弊社社長の西川も、オフィス移転時に「『京橋=DXCテクノロジー・ジャパン』だと認識してもらえるようになりたい。京橋を代表する企業になりたい」と言っていました。私も同感です。」
森山さん
「東京に住む方でも、京橋の地理など、なんとなくピンと来ていないかたも多いかもしれません。京橋はとても便利で、歩きやすくて、魅力のある街です。ぜひ足を運んでみてください!」
吉見さん
「Twitterの公式アカウントでは、DXC社員おすすめの京橋ランチやイベント情報などを発信しているので、今後も京橋の認知度アップに貢献していきたいです。」
お二人に、街並みや食、歴史など、京橋の魅力を思う存分語っていただきました。古くて新しい京橋の街。ますます発展するデジタル業界のように、京橋の街もさらに変化していくことでしょう。
【「DXCデジタル工房」を訪問!】
東京都のまん延防止等重点措置が解除された3月下旬に、デジタル工房を訪問。吉見さんと森山さんに工房内をご案内いただきました。
ここではVRを使ったデジタルトランスフォーメーションのデモンストレーションやセミナー、ワークショップなどが開催されるそうです。
このデジタル工房のアンバサダーは、「京橋今日子」さん。単なる映像ではなく、なんとわたしたちと会話や質疑応答もできる、最先端テクノロジーを駆使して作られた「デジタルヒューマン」です。
京橋の街から発信される新たなテクノロジーと未来の可能性に、思わずワクワク。吉見さん、森山さん、ありがとうございました!
※吉見さんと森山さんには、撮影時のみマスクを外していただきました。
PROFILE
- DXCテクノロジー・ジャパン CTO吉見隆洋・人事部 森山聖子
- 会社名:DXCテクノロジー・ジャパン
Webサイト:https://dxc.com/jp
Facebook:https://www.facebook.com/DXCJapan
Twitter:https://twitter.com/DXCJapan_PR
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